作編曲者のためになるか判らない
尺八 高座

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シリーズ36

尺八吹きの休日返上

えー
ども。

油断してたら
一気に
二月になってしまって
ちょいとアワ喰っている
KEIZANです

…………………

さて、
今回のテーマは
「タンギング」
です


以前にも申しましたが
尺八の基本奏法として、
「タンギング」
というものは、
実は
無い
のです

尺八に限らず
和楽器で
吹く楽器
(笙とか篳篥とか笛とか…)
全てに言えますが、
タンギング奏法は
伝統技法の中には
ありません

その証拠に
タンギングに相当する
日本語が
ありません。

タング
すなわち
「舌」


-ing
形…

無理矢理日本語にすると…
どうなるんだろな?

どうしても
ピッタリ来る語が
浮かびません。

タンギングが
日本語に存在しない理由は判りません。
(調査不足で〜す)
(どなたか判ったら教えて〜)


古来の奏者は
立ち上がりの鋭い、
即ち
「アタック」
の強い
ハキハキした音を
嫌ったのではないかと
勝手に想像します。

(その反動でムラ息奏法が生まれたのかもネ…)

とにかく
そんな

御法度な奏法

を多用せざるを得ない曲

演ってみました。

Bugler's_Holiday
(トランペット吹きの休日)


まぁ、こんなもんですかねぇ…

これ以上は、
上手くできんです。
KEIZANもタンギング嫌いだわ


ルロイアンダーソン
と言えば

タイプライター

ってのもあったなぁ…

あ、

思いついただけで、
演らないかんね!

(2012.02.03)
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